事故対策Ⅱ(エアバッグ)
バイクフリークの管理人さんと仲良くさせていただいているヒデジイです。
以前、事故対策Ⅰとしてドライブレコーダーについて投稿させていただきました。
最近は暑すぎてバイクに乗るのも不快になり、渋滞にはまると熱中症の危険さえ感じています。
おかげで家の中でゴロゴロしていることが多くなりましたので、久しぶりに原稿を書いています。
目次
突然襲って来た事故
昨年の夏の追突事故が導入を後押ししてくれました。
街中で全体にゆっくりした流れの中で、横断歩道約20m前で対向車線側から渡り始める歩行者を発見。
時速20~30kmから減速して停まる寸前にすぐ後ろで大きな衝突音+体を前に持って行かれるような衝撃。
数秒して「追突された!」と気付く。
乗っていたバイクのリアタイヤとシート下のフレームに、相手のエンジンルームが挟まる格好で乗用車が突き刺さっていた。
おかげでガソリンタンクに股間を打ちましたが、倒れたり投げ出されることなくシートの上に座ったままでした。
しかし、もっと速い流れのときに追突されていたら・・・
横から衝突されていたら・・・
転倒して投げ出されていたら・・・
胸部を含む各所にプロテクターを入れた上下を着ていましたが、それなりのダメージ(怪我)を負ったはずです。
この事故の後、家族からバイクをやめろとか控えろとは言われませんでしたが、怪我をしていたら話は違ったでしょう。
家族対策も兼ねて、以前から考えていた(高いので迷っていた)エアバッグの導入に踏み切りました。
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購入したエアバック
選んだエアバッグは、ヒットエアーのMLV-Cというベスト型のもの。
両脇のベルトで体型や夏冬のジャケットに合わせた調節ができるため、これ1着でオールシーズン対応です。
値段は、ネット通販だと結構値引きしていて、送料込みで3万数百円でした。
このベストは(他のエアバッグも同じですが)ただ着ているだけでは役に立ちません。
写真で示したワイヤーの一端を車体(フレームなどの丈夫な部分)に取り付けます。
もう一端は着脱式のコネクターを通じてエアバッグに取り付けて準備完了。
衝突や転倒などで体とバイクが離れたとき、ボンベ内のCO₂が0.25秒でベスト内のバッグを膨張させます。
しばらくバッグは膨張しているので、路面上を滑ったり工作物に当たるまでは十分に身を守ってくれるそうです。
装置前 | 装着後 |
エアバックの装着感想
使ってみての感想など
1.重くないか?
体重計で測ってみました。
・夏のジャケット+胸部プロテクタ・・・1.2kg
・冬のジャケット+胸部プロテクタ・・・1.6kg
・ベスト型エアバッグ(MLV-C) ・・・1.1kg
やはり重さは感じますし、着脱に一手間増えたことも気になります。
これらと安全(安心感)を秤にかけて、どう判断するか。
同じ方法で使用しているヘルメット(フルフェイス)も量ってみました。
・ヘルメット(フルフェイス) ・・・1.6kg
2.暑くないか?
夏は暑いです。
両脇がメッシュ地のベストで通気性はありますが、渋滞の後で脱ぐとホッとします。
そこそこのペースで(時速40km~)走っていれば十分に風が通っていることを感じます。
3.他の装備との関係で要注意なことは?
一番上に着用することを守らなくてはなりません。
雨具はエアバッグの中に着用します。(エアバッグは雨に濡れることを想定して、手洗いが可能になっています。)
デイバッグやウエストバッグは使用できません。が、ベストの下部でエアバッグに影響しないところにウエストバッグを巻いています。
4.ワイヤーの着け忘れはないか?
ありました。
初めの一~二か月は、三回に一回は忘れて走り出し、停まって着け直しをしました。
三か月もたったころには、無意識に付けているようになりました。
5.ワイヤーを付けたままバイクから離れたら?
心配でした。エアバッグを作動させそうで。
でも、大丈夫でした。弱い力では作動しません。つながっているワイヤーに引っ張られて気付きます。
メーカーによると、軽いバイクだと作動する前に車体を倒してしまうそうです。
6.本当に作動するのか?
メーカーを信じるだけです。
一年間の保証と三年間の無料作動テスト付きのhit-airカードの会員に登録されます。
7.作動させた後は?
再使用可能です。
バッグの部分に異常がなければ、バッグをたたんで収納し、ボンベの付け替え・作動装置のセッティングでまた使えるそうです。
8.高くないか?
使用しているヘルメットの値段は?ブーツは?グローブは?
さらにそれらの耐用年数は?
エアバッグならば製品の破損や劣化がない限り使用できます。
今回、私が買ったものを十年間使えば(十分に可能です)、年間三千円の負担です。
普段使いのロードタイプ以外に、兄の古い(三十年経った)トライアルバイクで走ることもあります。
ポジションの関係でワイヤーを取り付けていないため、エアバッグは使用できません。
半年前までエアバッグなしで普通に乗っていたのに、今では不安でたまりません。
エアバッグを着ていないときに事故にあったら・・・
ヘルメットやプロテクタと同じですが、エアバッグを一度も作動させないままバイクから引退できるように安全運転を続けます。
ヒデジイさん
いつも投稿ありがとうございます。エアーバックは私も欲しい所で、購入を検討しています。
これからも、安全に気をつけて楽しいバイクライフを送って下さい。管理人より