バイクでツーリングに出かけた時は暖かったんだけど、日が暮れてくると気温が一気に下がって手首、足首がちぎれそうなほど痛いなんて経験ありませんか。
そんな時でも簡易防寒具の作り方をしってれば、寒さに凍えず安心して帰って来れます。
首、手首、足首の寒さは体力を消耗する
風による体感温度の低下感は風速1m(毎秒)あたり約1度と言われています。バイクで時速50キロで走ると秒速約14mとなるので、実際の温度より14度も低く感じる事になります。
外気温10℃だったら、体感温度はマイナス4度、これは寒いはずです!
隙間から風が入って来て一番最初にダメージを受けるのは首、手首、足首なんです。
晩秋や春先のツーリングでちょっと油断して防寒具をもって来なかった。しかも、都会を離れてしまったら、バイク用品のお店なんてほとんど無くなってしまいます。
都会でもバイクグッツショップの閉店時間になってしまったら防寒具の購入は難しくなってしまいます。
それに家に帰ればそれなりの物があるのに、出先で高いお金を出して同じような物をいくつも買いたくありませんよね。
そこで、どこでも買える安価な物で代用しましょう。
簡易防寒具はコンビニで買える物で作る
応急防寒具はどこでも買えそうな物で作ります。
コンビニでも簡単に材料を調達できます。
用意する材料リスト
- 新聞紙
- タオル
- ガムテープ
- ゴミ袋
- カッター又はハサミ
簡易防寒具の作り方
基本的には新聞紙で芯を作り、タオルで包んで防寒したい所に巻いた後、ビニールを巻いて出来上がりです。
- 新聞紙を織り込んで芯を作ります。
新聞紙を1枚用意します。新聞紙を真ん中から折ります。さらに新聞紙を折り込み八折にします。 - 冷気遮断用のビニールカバーを作ります。
- 保温用の空気層をタオルで作ります。
- 応急防寒具を寒いところに装着します。
- 応急防寒具を冷気遮断用のビニールカバーで包みます
- 冷気のすきま風対策
走行中に風が入ってこないように、ガムテープで上下を塞ぎます。
風が入ってくると保温効果が弱まるのでしっかり止めて下さい。
まとめ
作り方は簡単で総コスト500円、ワンコインで出来ちゃいます。
ゴミ袋も、コンビニのレジ袋、サランラップ、スーパーのレジに置いてある小さいビニール袋などで代用したら、さらにリーズナブル。
難点は見栄えの悪い事。これは家に帰るまでの数時間と思って我慢してください。目立つのがイヤな時はビニールの周りをハンカチなどで巻いてカモフラージュです。
真冬に厚着してツーリングに行こうとバイクにまたがったら、隣の二十歳ぐらいのお嬢さんに「寒くないんですか?」と聞かれました。
ニコッと笑って「寒いです」と笑って答えたら「そうでよね」と言いながら、お嬢さんも自転車で走っていきました。
寒さに震える事無く、皆さんもバイクライフを楽しんでください。