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首里城の可愛いボランティアガイドはとても親切だった

初めて来た沖縄旅行

首里城に行かなきゃ大きな声で「沖縄行って来た」と言えないですよね。

そんな訳で那覇空港から沖縄都市モノレール「ゆいレール」で首里城まで行ってきました。

まずは、キップを買って

沖縄都市モノレール「ゆいレール」に搭乗です。

沖縄のモノレール「ゆいレール」

モノレールは高い位置からゆっくり市内が眺めれるので町の景色がゆっくりと見られます。

モノレールの基地です。

沖縄空港は自衛隊基地に隣接しています。モノレールからも戦闘機などが見えるように展示されていました。

およそ30分ぐらいで首里城駅に到着。

首里城は仲間由紀恵が主演した「テンペスト」と言うテレビドラマのロケで使われた場所です。
琉球王国末期の王宮を舞台に、美ぼうと才能を兼ね備えた真鶴/孫寧温(仲間由紀恵)が性を偽って政府の役人となり、懸命に生きる姿を描き出しました。

モノレールの首里城駅から首里城公園の案内を探しながらぷらぷらと歩いていきます。

しばらく歩くと首里城は左の標識が出て来るのでそこを曲がるとだんだんと上り坂。

徒歩20分ぐらいで首里城の入り口に到着です。

首里城の瑞泉門(ずいせんもん)前の石階段

首里城は小高い丘の上にあり、遠くから見てもとても威厳がありました。

掘りの立派な石垣を見ながら正殿に向かい御庭へ

パンフレットによると、首里城は、1429年から1879年まで琉球王国の国王の居城です。

発掘調査の結果、首里城は14世紀の末頃までに築かれ、政治や外交、文化の中心でした。

巧みに地形を活用して内郭と外郭に分けて築きましたが、建物群は沖縄戦ですべて焼失してしまい残念です。

首里城の御庭


今建てられた建築物は1972年に復元された建物で、世界遺産には首里城跡として登録されています。

入場券を購入し、正殿の中に入って行くと歴代の王朝の肖像画で「御後絵」が展示されています。

首里城公園入場チケット

肖像画の構成は真ん中に王朝を大きく描き、家臣はその周りを取り囲むように小さく描く事で自分の権力の大きさを誇示していたようです。
写真撮影禁止だったのが残念。

しばらく進んで行くと休憩所があり、300百円ちょとで琉球王国のお茶とお菓子が頂けます。

首里城で頂けるお茶とお菓子

さんぴん茶 中国から伝わったジャスミン茶で香りがとっても良く旅の疲れが癒されました。お代わり自由です。
花ぼうる 卵黄、砂糖、小麦粉で作った生地を長方形にしたクッキーみたいなお菓子
くんぺん ごまあんを卵黄、砂糖、小麦粉で作った皮でくるんだお菓子
ちいるんこう 卵を使った蒸し菓子
ちんすこう ラードと砂糖を混ぜ、小麦粉を混ぜて焼いた菓子

しばらく休憩して、窓から見える庭の写真を撮ったりしながら拝観していると、団体さんがやって来たので観察してたら、どうやら可愛いボランティアのガイドさんと一緒に回っているようです。

この際、ラッキーと思いその中に紛れ込んで説明を聞いて回る事にしました。

沖縄王朝の歴史(うろ覚えです)

琉球王朝は江戸時代に鹿児島の薩摩藩から侵攻を受けて支配下に入った。
その頃、日本は鎖国制度により閉鎖されていたが、長崎と沖縄のみ海外との貿易があり、海外からの情報を得る大事な拠点だった。
琉球王朝では国王が変わるとお披露目の儀式を行ったがその際に朝鮮に使節を派遣し朝鮮の高官を400人ぐらい招いた。
お披露目の儀式は1日で終わるが、朝鮮から来た高官400人はおよそ半年間沖縄に滞在する。
その間の滞在費用はすべて琉球王国が負担するが莫大な費用が掛かるが、琉球王朝だけでは費用を賄えないので薩摩藩に借金をし、足りない分は徳川幕府からも借金をしていた。
徳川幕府にとっては琉球は海外から情報を得る大切なチャンネルだったのでお金を貸していた。

全部の説明が終わった後、ボランティアガイドさんに、その後の琉球王朝はどうなったのか聞いて見ました。

  時代が変わり明治政府になった時、明治天皇の説得により琉球王朝は東京に呼び寄せられました。
  そして今でも東京に住んでいます。
 
  琉球王朝の末裔の方は名前に’尚’の字が入っているとの事です。
  あなたのそばにそんな方がいれば、王朝の末裔なのかも・・

途中から飛び込みで入ったのに、ボランティアガイドさんは最後まで、優しく教えてくれました。

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